御正忌報恩講(1月)


宗祖親鸞聖人のご命日に真宗の教えを伝えてくださった恩徳に感謝し報いるための講(集い)を催す伝統ある法要です。お念仏の教えを聴聞し、自らの生活を振り返ります。

お華束(お餅つき)やおみがきなどのお飾りを整える準備を致します。聞法と共に、人が寄りあい、お斎をいただくなど、あたたかな触れ合いの中でつとめていきます。


永代経法要(3月・10月)


亡き方をご縁として、お念仏の教えを自らがいただきなおす大切な聞法の場であります。

受け継がれてきた法の灯火(ともしび)を絶やさぬよう、縁あるものが互いに志をはこび、永代にわたって相続されていくことを願ってつとめられているのです。



お盆会法要(歓喜会)


お釈迦様の御心は、単に自分の身内である親・兄弟だけでなく、すべての人を慈しみ供養することを勧められました。

深いいのちのつながりに気づき、そのつながりによって今を生きる自分自身の姿を見つめなおすことを教えるものであります。

先祖や亡き人を偲び、心静かに自らの人生を確める大切な仏事です。 仏前にある仏具をお磨きし、お飾りを整えてお盆会法要をお迎えします。


帰敬式(10月)


本人の意志によって仏様の言葉を、法の名「法名」として授かる第2の人生誕生の式です。

浄土真宗では、生前に法名をいただき、仏弟子として人生を歩むことを大切にしてきました。仏さまが(私の親友)と讃えられ、深い願いをかけられているお名前だからです。

 



「花まつり」赤ちゃんの初参り式 (5月)


わたしたちみんなが尊い生を受け、人間に生まれたということをご本尊、阿弥陀如来にご奉告をする「花まつり」誕生児初参り式です。

仏さまの前で小さな手にお念珠をかけてもらい、おうちの方と一緒に手を合わせ、お参りします。 



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